スニーカー

「あの、もしよかったら、一緒に靴を選んでくれませんか?」


本当に不思議。思わず言ってしまった。
今までは、店員さんに話しかける事さえ出来なかったのに。

ああもう! 私の口! どうしちゃったんだよ!
 
既に私の脳内は爆発寸前。恥ずかしいやら、変すぎる自分の行動やら、店員さんの答えとか、気になる事が多すぎて。

でも。


「勿論、あなたの靴選びをお手伝いさせていただきます」


そう言って、あなたが微笑んでくれる。それがたまらなく嬉しかったことはしっかりと心と、体で、感じていた。