予想外のカップル繋ぎの完成に、うろたえる。 耳元で心臓が騒いでいる。 怖ず怖ずと、手に力を込める。 ぎゅっ ぎゅうっ 握り返された。 骨張っていて、大きな手。ちょっとかさかさしている。 どうしよう、ドキドキして死ぬかも。 「ねえ、ちょっと滑舌悪いよね?」 私の隣にいた部員が、舞台について私に話し掛ける。 どきり、と胸が鳴る。 .