「部屋はここ使ってね」 「……どーも」 「気を使わなくていいから」 「そうよ!気楽に気楽に!」 父親が殺されて家がなくなった私。 そんな私に桜姫奈が家に泊まればいいって言ってくれた。 でも恋が家に住めって言ってくれた。 正直、迷った。 全く違う恋、話の合う桜姫奈。 どちらも手放したくない存在。