女一人に対してこの人数は反則だろ...
龍「手加減なしで行かしてもらうよ!!!」
体を屈め円を描くように足を蹴り狙うと、男共はバランスを崩して何人もが倒れ
竹刀袋に入った刀を構え、次々と薙ぎ倒していった
破龍華の男共は龍姫の速さと攻撃になすすべなく
やられていた...
樹「ヒュ〜、龍姫ちゃんやるね!
あの人数相手にビビるどころか楽しんでるし。」
蓮「あ〜ァあんなにやられちゃって。
破龍華のメンツずたずたじゃん。」
バーカウンターで酒を飲みながら傍観している那智の元に寄ってきた二人
樹「なァ那智。
龍姫ちゃん蓮を止めた程の持ち主やし。
あの強さはんぱないし。
あの女何者か教えてや?」
あんな興味深い女初めてや....
那「樹が女に興味持つなんて初めて見たよ!
教えてあげよっか?
綾神 龍姫。
現在、御海道 獅輝のボディーガードをしてる女だよ。」
そう言ってグラスに残っていた酒を一気に飲み干した
樹「龍姫ちゃんが御海道組の頭のボディーガード!!!?」
ナンパしたとき御海道獅輝が迎えに現れて、なんか匂う女やと思ったけど...
まさかボディーガードやったとは!!
蓮「へェ〜ヤクザのボディーガードとはね...
てか那智にとったら龍姫って敵じゃん!!」
那「立場上はね....
あれ、もう終わっちゃったんだ。」
三人が龍姫の話をしている間に全員倒してしまったようだ
屍の真ん中に息を切らした龍姫だけが立っていた
