ショッピングモールの南口。 「これが例の親戚の子か!!」 「何この子!かわいい!!」 尚樹と和美が俺の背中に飛びつく。 ほっぺたをツンツン。 頭をなでなで。 2人がかりで連携プレー。 「やめろバカップル」 大翔の不機嫌そうな声で、俺は慌てて2人から離れた。