「そんな事…、俺にきかれても…。」 「だよな…。ただ、松浦がもうちょい、しっかりすればいいんだろうな…。」 そう言って福永が睨むと、 「俺、まだ高二だぞ。これからだし、成長するのはさ…。まだまだ未熟者でいいだろ?」 浩二は訴えるような目付きで福永を見た。