「ま、いいじゃん。来週は汐莉んとこの海辺の旅館に行くんだからさ。」 「学祭用のロケか…。しかし、わざわざ常滑行く必要性ってあるのか?」 「さあ、いいんじゃない?楽しめば。3日間のうちに汐莉とあれやこれや…。」 口にしだした福永は浩二を見て、言葉を止めた。