「まだ…、いたんだね。」 スカイデッキに少し目を赤くした真愛が現れた。 「最後まで…、送らせて。」 仁藤の言葉に、真愛は頷いて、 「ありがとう…。」 と言うと、浩二達がしていたように飛行機を見下ろした。