Rose of blood

父は頭を抱え重たく息をはいた。



『アルファナの行動を監視させろ。第8小隊が適任だろう』

『はい』

『私もアルファナの動向については注意しておこう』

『お願いします。我々はdarkmoonの本拠地を急いで探します』



部屋に戻るとジェイドとセリアルが暗く険しい顔をして待っていた。



『ジェイド、お前にお願いがある』

『何かな』

『darkmoonの本拠地を探してほしい。そういう術に関しては俺よりお前の方が得意だろ』

『あぁ、すぐにとりかかる』



ジェイドは足早に部屋を出ていった。