クローゼットを開くと何着かドレスがかけられていた。


でもお腹が目立ってしまいそうなデザインばかり。


着れそうなドレスは少ないな。


私は少しだけ重くなったお腹を上に向けベッドに寝転んだ。



「ラキ大丈夫かな……」



また勝手な事しちゃった……シエル怒ってるよね。


でもラキを助けたかった。


もう私のせいで誰かが犠牲になるなんて耐えられなかった。


ごめんね……シエル……。