「私とお茶をすることも仕事だと思ってくれていいから……ね?」

「……ローズ様。では皆様の分も直ぐにご用意致しますね」



騎士団のみんなは渋々……というか戸惑った様子で地面に座ってくれた。


ただ一人は直ぐに動けるようにと立ったままでいる。



「我が儘言ってごめんなさい……」

『とんでもないです。ローズ様からお誘い頂けて光栄でございます』

「ありがとう」



私が笑うと今度はみんな優しく笑い返してくれた。


その顔を見て少し安心した。