『ジョシュは結婚しないの?』

『俺はもう結婚を急ぐ必要がないからな。お前こそしなくていいのか?』

『私はまぁ色々と落ち着いたら考えるよ』

『僕はまだ考えらんないやぁ』



久しぶりに賑やかな食事。


みんなまだ俺に気を遣っているところはあるんだろうが、今までの生活に戻りつつある。


俺の心以外は。



ドンドンドンッッッ!!


「ジェイド様ッッ!!」



突然凄い勢いでラキが部屋に入ってきた。


目からは涙を流し随分動揺し慌てている。