『お前は相変わらずだな』

『シエル様のおっしゃる通り、毎日アマンダは想像を膨らませておりますのでエマ王妃とご相談しながら進めさせて頂きます』

「お父様!!それは言わない約束ですわっ!!」

「うふふっ、本当にアマンダ姫は可愛らしい方だわ」



周りがどれだけ賑やかで和やかな雰囲気でも、自分だけ独りの空間にいるようだ。


全てモノクロで何もかも他人事のように感じる。


こんな俺の姿を見たら幻滅するんだろうな。