あの公園は、私が小さい頃からずっとあって、家から歩いて二分くらいの近場の公園。 寂しいときとか、1人になりたい時は決まっていつもあの公園に行く。 昼は、太陽を見つめて、夜は1人で星を見上げて、切ないけど私の一番落ち着く場所。 公園には誰もいない──。 私は、昼食を済ましてちょっとしてから家に帰ろうとした。 でももう辺りは暗くなってて、星が輝き、既に公園の時計の針は、「7時半」を指していた。 「もう少しいようかな…」 そう思ったとき──… !?