ガラガラガラ~ みんなが私達を一気に凝視する。 「おっ、1の3遅いぞ。早く座れ」 「はい」 私達は席へ着く。 ………?! 私の目に光が入った。 茶色い髪の毛。 吸い込まれるような瞳。 え"────!! (嘘でしょう?!) あ、あの、彼が私と同じ委員会?! そう、あの休み時間に出会ってしまった彼と、同じ委員…会になってしまった。 これは運命なのか、単なる偶然なのか、奇跡なのか…。 私には分からなかった。 変な緊張が走る──。