総「なんか………困ってる?」 『聞いてみますね。』 私はウリボーに近づきながら心で語りかけた。 ウ「ぷきゅ〜……。」 なるほどなるほど。 私はウリボーを抱っこして沖田さんの所に戻った。 総「どうしたの?そのウリボー。」 『どうやらお母さんとはぐれてしまったみたいです。あと、ちょっと怪我してます。』 総「あらら……。じゃぁ屯所に連れて帰るしかないね…。」 沖田さんはウリボーの頭を撫でて、帰ろう、と歩きだした。 私はウリボーを抱きかかえて沖田さんの後についた。