和馬のいる、あの倉庫に。


和馬…私は、お前を許さない。


これからもずっと。


私達が倉庫に着いた時には、もう遅かった。


直孝君は、血まみれで倒れて居て、隣では、ただ泣いている輝愛がいた。


病院に着き、4時間と言う、長い手術を終え出て来た直孝君は、変わり果てた姿で戻って来た。


植物人間になり、いつ死んでもおかしくない。


輝愛は、病院を飛び出した。


私は、ただ輝愛がそれで楽になるなら今だけそうさせる。