私は、それだけで幸せだった。


いつの間にか私達は、親子になっていった。


輝愛が泥まみれで帰って来た時、私はいじめだとすぐに分かった。


「誰にされたの?」


輝愛は、泣きながら言った。


近所の男の子だった。


私と輝愛は、その子の家に行った。


「貴方の子供は何ですか?躾がなってないんじゃないんですか?」


すると、相手の親は、逆ギレして来た。


「貴方みたいな不良に言われたくないわ!両親もいない貴方達をいじめて何が悪いの?本当の事じゃない!」