「うぎょわっ?!」
写真を保存した直後、瞬時に頭を下げる。
真上で刀が唸りを上げ、素晴らしい速度で通り過ぎる。
「びびびびっびくっ!びびっくりしたじゃないででですか!ここここ殺す気かてててめぇぇぇ!!」
「・・・何をしたんですか?」
沖田が刀をまっすぐと実瑠へと向ける。
「・・・えっと、写真を撮りました。」
「しゃしん?」
声を出していたのは、しばらく黙っていた近藤だ。
「なんですか。それは。」
「ええっとですね、簡単に言うと、今ある風景を保存すること・・・かなっ!!」
そういっていそいで先ほど保存した写真を呼び出して、3人に見せる。
「色もついてる・・・」
「ほとがらみたいなものか?」
「くっきりはっきり映ってますねぇ・・・」