そう、東日本大震災… ウチはブルブル震えていた。 −ゆーだい…ゆーだいくん− 家にいたかな? もしかして学校!? 生きてるかな。 大丈夫かな………… 大きい余震がまた襲う。 「ゆーだい…」 「電話してみれば!?」 「つながらなかった…」 「アタシがそばにいる!!!」 「トモちーん!!!!!!」 ウチは泣いていた。 ゆーだいくんを想って… 声…聴きたいよ。 いつまで経っても、 返事は来なかった。