「ゆり見て!あれ転校生じゃない?」 ゆりの指差すほうをみると、 確かに5人の 見慣れない子がいた。 目を凝らしたゆりは 複雑な気持ちになった。 「全員……男…!?」 期待外れな5人を見て、 ゆりは肩をおとす。 一方のるるは目を 輝かせながら言った。 「ゆり、うちらのクラスには あのなかの誰がくるかなあ?」 「ダレでもいいよ。 女の子ぢやないんだから。」 そうしているうちに、 先生がはいってきた。