「蒼真、手違いでお神酒が飲まれてしまって

蒼真のとっておきの

『桃の霊酒』分けて欲しいのだけど」

眉を下げ、泣きそうな声でうと

「姫の為なら分けるに決まっているから

でも、お神酒を飲んだのは別人よね?

飲んだ人にはお仕置きしないとな」

蒼真がふふふっと不気味に笑い

「飲んだ犯人は複数いますが原因だけ連れて来たから
煮るなり、焼くなり

身体で払わせるなり好きにして

近藤さんも良いですね?」

近藤さんはぶんぶんと首を縦に振り
主犯は泣きそうに土方に縋り
土方は縋りついた主犯に「自業自得」と言い殴る

「鈴音は面白い人達に会ったね」

「はい、酒用意しないと」
光明様と蒼真はのほほんとして

「光明様、父には
影の皇太子には秘密ですから
自らは会うつもりありません」

それだけ言い
「近藤さんいきましょう
土方もい「じゃあお邪魔し「あんたは残る」

何犯人まで帰ろうとするかな

「姫『桃の霊酒』よ〜」

蒼真の眷属の一人が持って来たらしい

「ありがとう」

「いいえ〜」

挨拶はのほほんとして帰った

一名は放置のままで

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