「おはようございます」

とりあえず挨拶をした

「お、おはようございます」

おどおどした様子で返した少女と

「あんた誰」

警戒心丸だしで挨拶をしなかった
少女

二人は顔立や背格好も同じ位だが

「私は、安部鈴と言うんだ
一応隊士扱いになるんだがね?

とりあえず挨拶は基本だよ?」

ニコッと笑い挨拶をしなかった方
の少女に言うと

「悪かったね、
でも、ここで知らない奴がいたら
警戒するよ」

まぁ、そうだが

「あの、藤ちゃん
急がないと時間ないよ…」
挨拶をした少女が警戒心丸だしに
言う

「あ、紫急ご!?」

慌てて用意しだした

「手伝うよ」

「食事に毒でも盛る気か?」

警戒心丸だしが言う

「急がしそうだからね?
手伝いは何かいる?」

警戒心丸だしは

「じゃあ、洗濯して
樽と板はそこだから、」

沢山道着と樽と板があった

「こりゃ大変そうだ」

一人呟き井戸で洗う

「清明様」

戸惑う朱雀と冷静な玄武が声を掛
ける

「忙しくしていたしな、
玄武達も手伝いを…」

台所を指すと

「はい」
「仕方ないです〜」

二人は台所へ向かう
結構な人数が居て大変そうだが、

「他の隊士は何してんだか…」

洗濯をさっさと済ませよう