恋愛注意報





「私が選んだものが似合ってるかどうかだけでもいいからっ!」





そうやって必死に頼み込んでくる先輩。


先輩にも、そんな一面があるんだ…なんて感心する私。




『…ほんとに、私でいいんですよね?』

「むしろ、裟癒ちゃんがいいの」





ニコニコと笑いながらそう答える先輩。