「じゃあはじめますよ」 ジャンプボールの位置につく私。 相手は名前も知らない、違うクラスの子で背は私より少し低いくらい。 審判がボールを上に投げると同時に、私も、その子もジャンプする。 ボールに触れたのは私の手。 だけど、触れが甘かったようで、そう遠くに飛ばなかったのが欠点。