そこにいたのは…


黒のスーツを身にまとった色の白い若い男性だった。


「なんや、全然似てへんやん。」

隣で嘆く友達の言葉は全く耳に入らなかった。

確かに、青○には似ていない。


でもなんだろう。

遠くから見つけた、名前も何も知らない人に…


私は見とれてしまった。