春色模様〜春になったら〜


期待してた分ショック


「気分下がるわー」


嫌味っぽく言うと慶介は軽く睨んできた




別に怖くないもん!だって慶介とあたしは小学校からの腐れ縁。


憎まれ口叩くのも叩かれるのも今始まった事じゃない


「ってか何の用?」

「偉そうな奴だな。だから彼氏ができねぇんだ」


慶介がボソッと呟いた


「なによー!あんたに関係ないでしょっ!!」


「あーはいはい。それより小池が呼んでたぞ。両手にプリントやらなんやらたくさん持って」


「げっ先生が呼ぶとか雑用やらせるためでしょ…。はぁー」


今日はいいことないな