会いたくても会えなくて ずっと会いたかったあなたが今真後ろにいるっていうのに なんであたしは動けずにいるんだろう…。 「彼がカッコイイのは分かったからすこし落ち着きなさい」 カオス状態の女子を先生がなだめていた。 それでも女子の興奮は止まらない もちろん隣に座ってる水月もそうだろう。 女子の視線はみんなあたしの後ろの彼が独占している。 あたしだけが動けずにいるんだ…