夜、公園に一人で
ブランコで遊ぶナジカ。
「…」
眉間にしわをよせ、何かを
考えていた時だった。
6人のヤンキーがナジカの元へ
現れた。
「その制服、呉羽学校だろ?」
「あたし等勢力のばしたいんだよなー」
「だから、やられて舎弟になってくんね?」
あははは…
大笑いする女子達。
ナジカはかんでいたガムを捨てた。
「でもお前雑魚だもんな~。舎弟に
なっても、意味ねぇか!?」
「馬っ鹿!人数増やせれば良いんだよ」
ドゴッ
大きな音がした。
ヤンキーの1人が倒れた。
「ゆ、ゆうき!」
仲間たちが駆け寄る。
「てめぇ…」
ヤンキー達はナジカを睨んだ。
ナジカの手には、血がついていた。


