「てめー…」
憂は奈央を睨みつける。
しかしそれを見ながら奈央も
憂も睨む。

そして拳を払い、距離を
とったあとナジカを見て言う。

「お前じゃ危ない。下がってろ」
「な、でも宮崎一人じゃ…」
「あたしの戦いだから」
奈央は冷たくあしらい、憂の方へ
視線をうつした。

「てめぇーのその、余裕そうな態度」
憂は歩きながら近付いてきた。
奈央も近付いていく。

「むかつくんだよッ!!」
一斉に殴りかかる。憂の
パンチは当たらず、奈央のパンチは憂へ命中。
倒れる憂。