「出席とるぞー双葉 藍 (ふたばあい)は遅刻かー!」
「いえ,熱出て保健室です」

中学3年になり緊張で熱出て保健室って¨¨
『アリエナイ!』もー最初っから台無しよ(泣)
シャッ!カーテンが開き先生が声を掛ける
「双葉さん?どう体調?」
「まだ¨少し悪いです¨」
「じゃあ教室に荷物取ってらっしゃい、担任の瀬戸先生には私から言っとくから」
「はい」

私は双葉藍
あんまり都会でもない田舎に住む15歳
コンビニだって家から30分以上かかる
すぐ緊張しすぎる所がダメな性格
「はぁーダメだなあ¨ん?」
バス停に向かおうとすると…カップルがいる
『田舎のバス停なのに何て田舎の風景があわないカップルなんだろう』 思わず足が止まってしまった。雨の中 美女と高校生の男子? が話をしてる
その空間だけ映画のワンシーンのように切り取られているみたいだった。美女の彼女は雨に混じって彼に話す。彼はただ呆然と立っていた
彼女は彼の頬を叩き怒りながら、去って行く。
彼は叩かれたと同時に濡れた地面に足をつく
「大丈夫ですか?」思わず傘を差し出した
強くなる雨が彼が泣いてるように見えた。
彼と目が合ってしまった。
「ありがとう」
それが私と彼の出会いだった