迷いは無い筈だった。 決心した心は何処かへ消えた。 あたしの心は恐怖に怯えている。 何時の間にか、そんな心に変わっていた。 足が重くなりながらも、慧夜の部屋へ向かう。 何時からかわからない。 気付いたら慧夜を好きになってた。 あなたはいつあたしのコト見てくれるのかな。 気持ち伝えただけであたしのコトなんか見てくれないよね。 わかってる。 だから、慧夜に会うのが怖いの。 だから、怯えてるの。