「…ハイィィ?」

「確かにカッコいいんだけどー、何か意気地なしって言うかー、その点で言うとー…」

「ちょいちょいちょい!!!え?何?どー言うこと!?」

「ああ、何かすっごいモテんだよね、あたし。まあ、自分で言うのもアレだけどー!で、もー告られる数がハンパなくってー♡」


…え?



何?




この人、散々振り回して悩ませといて10番目?



あたしの苦労って…!!!!!


「何それ!?あたしは真剣に慧夜が好きなのに!!」