着いた先は薄暗い階段。 慧夜があたしの手を離す。 「あのさっ…」 「…んー?」 「…修って、梨々のこと好きだよな!?」 「えっ!!」 思わず息を呑んでしまった。 ―――何で知ってるの? 「お前、告られただろ?」 「えっ…うん」 何?