「次のペア、どーぞぉー」


あたし達の番が来た。



先生がオバケ役でも、やっぱ緊張する。


「い…行くで、梨々」


修はガチガチで、前しか見てない。




お互い怖がりと言うことで、手を繋いで行くことに。





真っ暗で、懐中電灯で照らしても、周りは木ばかりで、何処からオバケが出るかわかんなかった。


「暗いよ~怖いよ~」


あたしも修もそろりそろりと歩いていて、なかなか前に進まなかった。




すると…