「んじゃあな、慧夜」

「おぅ!!」

「梨々、帰るでー…梨々??梨々??おーい梨々!!」

「あっ!!うん!!」


あたしは修の後を歩いていた。




でも慧夜のこと考えちゃう…







――ポタ…


あたしは自分の足元を見てたけど、涙で視界がぼやけちゃって思うように前に進めない。