あたしはそうは思わないけどなぁ… 何か、気取ってそうだし。 まぁ、顔立ちは整ってるしカッコ悪くはないかも。 そう考えていたら、入学式は終わった。 クラス表を結と一緒に見に行くと、同じクラスだったから、すっごく嬉しかった。 「やったー!同じクラスだね!!」 「楽しくなりそう♪…ん?梨々の前の人って…」 「え?あ、柳慧夜…嘘!席あたしの前!?」 「俺のこと苦手?夢野梨々さん」 吃驚した。 なんと、背後に柳慧夜が立っていた。