「りー…りー…梨々ー…りりぃー…梨々ってば、お・き・て!もう放課後だよ。いつまで寝てんのさぁ?」

「えっ…」


結の声で目が覚めた。




…てか、もう放課後?



あたしどんだけ寝てたんだろ?


「保健の先生が起こしても起きないから、仕方なく寝かせておいたんだってさ♪」






あたしは、結と一緒に帰るために、玄関へ行って靴を履きかえて、結と歩き出した。




帰り道は、結に直斗ってカッコいいよね♡的な!!話を散々聞かされた。





結と別れて家まで歩いた。







でも、見てしまったんだ。



あたしの目にふと入ったもの。






それは…



慧夜と愛桜だった…