「結、一緒に帰ろう♪」 その時だった。 「梨々、ちょっと来い」 あたしは慧夜に腕を引っ張られて連れて行かれた。 「で、でも結は?」 「あいつは、どーでもいい」 「え…」 「ごめーん結、先に帰っといてぇー」 「わかったよん♪」 あたしは、慧夜に腕を引っ張られて、屋上に連れて来られた。