「修くん優しいね」


休み時間、結があたしのもとへ近付き、そう言った。


「本当だよなー慧夜には無い優しさだよなー」


直斗もそう言った。



あたしもそう思う。。。





そんなことを考えていたら、次の数学は、まさかの移動教室だった。


「梨々いこーや!!次、移動やで!!」

「あっ!うん、今行くー」


あたしと修は、教室を出た。