「ごめんなぁー、何か…」

「いいよぉ!!あたしも慧夜は苦手だったから」


そう。

慧夜は苦手…ってああぁー!!



慧夜はあたし達の後を追って来ていた。


やばい、やばいどぉーしよう…




考えた挙げ句、あたしと修は、松山先生の背後に隠れることにした。


「君達!何しているんだね。はっはっはっはっ」

「先生!隠れさせて下さい!お願いします」


あたしと修は必死に先生に頼んだ。



すると先生は、


「いいですよ!!さぁ!隠れなさい!はっはっは」


こうして、あたし達は、一先ず隠れることに成功した。