でも…、伝えないと、前に進めないよね…?





あたしは真っ赤になった顔を隠すように俯きながら言う。


「好き…恋愛感情として…、好き…ッ!」


すると、頭をクシャッと撫でられた。





思わず見上げると、


「良く出来ました」


そう言って、慧夜が微笑んでいた。