休みの計画を悠木と話していると、ふと私達以外の足音に気がついた。 それはあの音だった。 「悠木、アイツだよ…」 「うん、美月はこのまま一人で行きな。 俺は帰るフリして犯人捕まえるから」 「そんなのやっぱり危ないよ」 「いいから。 じゃあな美月!」 最後のセリフを大きな声で言った悠木はすぐ横の曲がり角に身を潜めた。 急に一人きりにされた恐怖が私を包む。 でも悠木を信じて、歩き出す。 同じテンポでやはりついてくる音。 やっぱり革靴だ…。 これは俊なの…?