あんなに嬉しそうに笑う京一の顔は久しぶりだった その日、あのマシュマロ女と話した 顔を真っ赤にして必死にしゃべるアイツがめちゃくちゃ可愛いと思った 今まで、俺をこんな純粋な目でみてくれる人はいなかった 俺は気になって仕方なかった のんのことが 昼休みは二人で屋上が当たり前 「佐伯くん」 俺を呼ぶ声が好き 声までマシュマロににて柔らかい 「佐伯くん。 私佐伯くんを何も知らないよね。マシュマロ好きってことは知ってるけど」