「あんたは確かにイイ女だよ。一度相手して貰いたいぐらいだ。でもあんたに人間の心は残ってるのか?さっきから何だその態度は?こいつらが付いた嘘は罪になるのか?全部警察に誘導されて話しちまった事ばかりだろ。それに比べてお前自分のやってる事が分かってるのか?」
「分かってるわ。私は・・・」
「何が分かってるって言うんだ?何でも自分の思う通りになると考えてるんだろうけどな、人の心まで支配出来るなんて自惚れるな!」
「そんな事思ってなんかないわ。だから・・・」
「田中君、お願いだ。私たちに協力してくれないか?私だってこんな事は早く終わりにしたい」
麻里が此処ではじめて狼狽の色を見せた。
思わず拳銃を田中に突きつけようとした手を葛西がつかむ。
「分かってるわ。私は・・・」
「何が分かってるって言うんだ?何でも自分の思う通りになると考えてるんだろうけどな、人の心まで支配出来るなんて自惚れるな!」
「そんな事思ってなんかないわ。だから・・・」
「田中君、お願いだ。私たちに協力してくれないか?私だってこんな事は早く終わりにしたい」
麻里が此処ではじめて狼狽の色を見せた。
思わず拳銃を田中に突きつけようとした手を葛西がつかむ。