いぢわる兄は同級生






「やだ」



「はぁ‥‥っ?ちょっ‥‥意味わかんない‥‥っ」




離してといっても、全然上から退けようとしない水樹。




とにかく、早くこの場から離れたくって‥‥あたしは掴まれている手を必死に動かすが、水樹の力にかなうはずもなく‥‥。




「‥‥なぁ、もー子」



「‥‥な、なに‥‥っ?」




水樹の瞳が真剣になって、あたしを見つめる。











「付き合うってさぁ‥‥‥どういうことか知ってる?」








急に言われた言葉の意味は、あたしに理解できなくって‥‥。







「え‥‥‥?どういう‥‥んっ‥」









そのままそっと落ちてきた水樹の唇に、あたしの口は閉ざされた。