いぢわる兄は同級生







「なんだ、お風呂入ってたんだ‥‥。てゆうか‥‥なんでまた裸っ!?」




朝と同じく、上半身裸の水樹。


「お前が帰ってくんのおせーからだろ」


タオルで頭をふきなから、キッとあたしを睨む水樹。




「そ、それは‥‥いろいろあって‥‥」



「へぇ‥‥いろいろねぇ。で、誰?あの男」



「あ、あの男‥‥?‥‥‥っ、見てたの!?」




どうやら、あたしと大地先輩が一緒に帰ってきたところを、水樹に目撃されたらしく‥‥。




「風呂場の窓から丸見えだし」



「‥‥‥っ///」




別に、見られてもなんともないことなのに、なぜだか顔が熱くなる。



「顔、真っ赤だけど。何?見られたくなかったとか?」



そう言った水樹はいぢわるに笑みを浮かべた。