いぢわる兄は同級生






「あ、あのっ」



考え込む二人に、思いきって話しかけるあたし。



「7時電の時間まで、みんながバスケしてるところ見学してていいですか‥‥?」


そうキャプテンに聞いた。



「別に、いいけど。桃子ちゃんは?電車じゃないんでしょ?」



「そうよ、あたし駅までは一緒に帰れるけど、暗い時間にあんた1人で歩かせられないわよ」



「こ、子供じゃないもん!駅から家まで帰れるよ‥‥っ」



確かに、夜道はちょっと怖いけど‥‥このまま雅を置いて自分だけ先には帰れないよ。




「絶対ダメ!誘拐されるっ」



「なっ‥‥なんで誘拐!?」




なんて、雅と言い争っていると‥‥。






「ハハッ。やっぱり君達おもしろいね」



と、キャプテンが笑いだした。