「‥‥‥あり得ない‥‥」
「いい加減、機嫌なおせよもー子」
いつもどおり、自転車に二人乗りして学校へ到着したあたしたち。
自転車小屋から、生徒玄関へと二人肩を並べて歩く。
「な、なおるわけないじゃん‥‥っ!朝から妹の部屋に入ってくるなんて‥‥このロリコン変態兄貴っ!!」
「ロッ‥‥ロリコンはねぇだろ!わざわざ起こしにいってやったのに!」
とにかく、あんな姿を水樹に見られたことがショックで、あたしの怒りは変な方向に‥‥‥。
それに対向する水樹もムキになってきちゃって‥‥‥。
「スケベじじい!」
「スケベじじい?い‥‥?い〜‥‥意味わかんねぇ!」
「え?えー‥‥エロ大魔王!」
「う〜‥‥うるせぇ!」
「え?また"え"?‥‥‥って、なんでしりとりっ!?」


