ダメだ‥‥‥落ちる‥‥‥っ。 そう思って、ギュッと目をつぶった時‥‥‥。 グイッ!!! 「‥‥わッ!?」 不安定に動き回る手を、後ろから引っ張られて‥‥‥‥。 バシャ────ンッ!!! そのまま後ろの足場があるほうへと倒れこんだ。 「‥‥‥‥ってぇ」 恐る恐る閉じていたまぶたを開けると‥‥‥。 倒れこんだあたしの下には、水浸しの水樹がいて‥‥その上にこれまた水浸しで乗っかっているあたし。 どうやら落ちそうになったあたしを、後ろから水樹が引っ張ってその拍子に倒れてしまったようだった。